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色波・紅白パンダ・フッソ・DONがみんなで経営するホムペ。

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色・紅・フ・D

Author:色・紅・フ・D
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好きな作家:伊坂幸太郎・有川浩・米澤穂信
好きな歌手:Aqua Timez
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2009.09
27
Category : 紅白
紅白です。
テスト期間でクラブがないのを利用してお話をいくつか考えていました。
(近いうちに、もひとつ短いのを出せると思います)

拙いですが、気にしてはいけません。




サトルは誰よりも負けず嫌いだった。

スポーツだろうと、ゲームだろうと、自分が負けると大声を上げて泣いた。
あまりにサトルが悔しがるので、年下の子にまで気を遣われ、わざと勝たせてもらうことさえあった。

小1の子どもに空気を読ませるほど彼は負けず嫌いだったのだ。



じりじりと日の照りつける七月の或る日のこと。
4人の子どもたちが公園でボールを投げ合って遊んでいた。
夏休みの宿題なんて放り出して、朝から夕方まで一日中駆けまわる日々。
腕も首もすっかり小麦色に焼けている。



そろそろ日も暮れようかという頃、そこへサトルがやってきた。
「一緒に遊ぼうよ」
彼らは互いに顔を見合わせた。サトルの面倒くささをもう十分に知っていたからだ。
仲間に入れるべきか。
しばらく小声で相談していたが、彼らの1人が顔を上げて言った。
「じゃあ、みんなでかくれんぼしようよ」
他の3人もニヤニヤしながら頷いた。
隠れたサトルを置き去りにして、そのまま帰ってしまおうという魂胆である。
「うん」
何も知らないサトルは、笑ってそれに従った。


鬼となった子どもが「いち、にぃ」と数え始めると同時に、サトルは一目散に公園を飛び出した。
世界陸上をテレビで見て覚えた短距離のフォームがなかなか様になっている。
角を曲がって見えなくなるのを確かめてから、4人の子どもたちはクスクス笑いながら家路を歩いた。
負けず嫌いのサトルは、うんと遠くにいってしまうだろう。

夕陽は地平線から半分顔をのぞかせて、町中を朱く染め上げていた。




その晩、サトルに捜索願が出された。
満月が夜空高くに上がる頃になっても、サトルは帰ってこなかった。
「いったいどこにいってしまったんだろう・・・・・」
サトルの両親はただ無事を祈った。
子どもたちも、些細な悪戯心が招いた結果に呆然としながらも、サトルの帰りを待ちわびた。


が、3日経っても5日経っても、サトルは見つからなかった。
警察官20人が捜索に当たっても無駄なことであった。
悪い人にでも連れ去られてしまったのかもしれない。
「生きてるうちに会えるかどうか・・・・」
誰もが絶望したその時、サトルらしき子どもを目撃したという老婦人が警察に電話をかけてきた。
「2丁目の山村さんが小さな子を車に乗せていましたよ。あそこのご夫婦に子どもはいないはずなのに」


さっそく山村家に向かい、青山刑事が事情を聴いた。
「家まで送ってほしいといわれたので、となり町まで乗せていっただけですよ」
山村家の主人は困惑して説明した。


何のためにそんなことを。青山は首をかしげたが
「あの・・・・・・」
サトルの担任教師が言いにくそうに口を開いた。
「サトルくんは人一倍負けず嫌いなんです。今回も、負けたくないあまりになるだけ遠くへ行こうとしたんじゃないでしょうか」

ヒッチハイクまでしてかくれんぼに勝とうとするとは・・・・・・
どういうことだ。青山は頭をかかえた。


今度はとなり町で聴きこみを続けていると、サトルを目撃したという、眼鏡をかけたサラリーマンに会った。
「小学生くらいの小さな子どもに道を聞かれたんです。ヒコーキのとぶところ、どこですか、って」

まさか海外へ・・・・・・・・・いや、そんなはずは。
慌てて空港の職員に話を聞くと、
「韓国行きの飛行機に乗っていきました」



去年の家族旅行で既にパスポートは取得していたらしい。
何という行動力。
小2の子どものすることではない。


青山が途方にくれていると、警官の1人から連絡が入った。
「あっ、青山さん」
「どうした」
「戸籍が・・・・・」
真っ青な声が聞こえてくる。
「サトルくんの戸籍が消えています」
青山は思わずその場にしゃがみこんでいた。


隠れすぎだ。




その後、サトルは韓国からシンガポール、そしてキューバに飛んだというところまではつかめたが、
それきり行方が分からなくなった。
 

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Comment

非公開コメント

No title

鬼じゃないとはいえ、他の人に見つかっている時点で駄目でしょ…。

ていうか、飛行機に乗る金はどこで手に入れた? ('A`)

No title

話がでけぇな。さすがに無理だろ(ーー;)

No title

貴重な意見ありがとう
次はもっと頑張るわ

No title

偉そうに言ってサーセン(-_-;)
頑張ってくだせぇ~
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