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みんなでホムペ

色波・紅白パンダ・フッソ・DONがみんなで経営するホムペ。

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色・紅・フ・D

Author:色・紅・フ・D
色波
経営者その1:色波
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経営者その2:紅白パンダ
17歳 男 サッカー部
性質:人見知り
好きな作家:伊坂幸太郎・有川浩・米澤穂信
好きな歌手:Aqua Timez
      Base Ball Bear

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経営者その3:フッソ
変な高校生です。


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経営者その4:DON・My※
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2009.09
20
Category : 紅白
こんにちは、紅白です。


初めて書きましたよ小説!!!


つまんなくても許してください。




神様はビビッていた。
なにしろサンタが消えたのだ。そろそろ自分も消えてしまうに違いない、と。

人間どもは追い詰められると神に祈る。だが、神様自身は一体誰に祈ればいいというのか。

神は深いため息をつき、そしてそよ風が吹いた。



近頃のガキ共は、もう夢を見なくなってしまった。
ぬいぐるみや人形、ロボット・・・かつて子どもたちの瞳を輝かせていた玩具など、もう誰も求めてなどいない。
200年前のデータでは、サンタを信ずる幼稚園児、小学生の割合は80%台をキープしていた。
が、180年前、無垢にサンタを信じている子どもは僅か6%にまで減り、そして1年前の西暦2222年、
とうとう一人もいなくなってしまったのだ。
大人も含め人間どもの心は荒み、夢を語れば馬鹿にされる。
ガキ共は現実しか見なくなった。



誰からも必要とされなくなった 忘れられてしまったサンタクロースは、トナカイを残して一人、消滅した。
消滅の2日前、サンタが必死に祈っているのを神は天界の隙間から目撃したことがある。


「お願いです、神様。私を助けてください。
 いままで何百年もプレゼントを運んできたんです。
 子どもたちにもう一度夢を。このままでは消えてしまう」

どこかの宗教をあてにしたのだろう、いつもの赤い防寒服でなく真っ黒な礼拝服に身を包み、
一心に北極星を見つめながらひたすら祈りつづけている。
極寒の雪国だというのに、額には汗がにじみ出ていた。

その光景から眼をはなすと、神は静かに眼を閉じた。

神といえど、どうすることもできない。



神の役目は、ただ天界に存在し、人間の心の支えとなることだけにすぎない。
ほとんど無力といっていい。
が、神様が自分を見てくれている、そう思うだけで勇気付けられたり、救われたりする人間もいるのだ。
神のできることといえば、せいぜい、そよ風を起こしたり、病気に臥せっている者を、ちょっと気分が良くなったようなそんな気分にさせる、的なことくらいである。
いままでも、不治の病に冒された者から遠足の日の晴れを願う者まで、
たくさんの人間の祈りを見捨ててきた。
この可哀相な老人も、もうすぐ消えてなくなってしまうのだろう。
サンタクロースや妖精、仏や神にも死はある。
それは、人々から完全にその存在を信じられなくなったとき。
「あなたは神を信じますか?」という問いにも、地球上のほとんど全ての人間が、Noと答えるようになってきている。


世界はもうどうにもならない。





「・・・・っ!!・・・・・・・っ!!!!」

どこかで声が聞こえた。  誰かが祈っている。
おそらく地球最後の信神者。
はっと身を起こし、神は急いで下界をのぞいた。


「神様神様。お願いします。どうか・・・どうか、弟を救ってください」
小さな少女が一本のロウソクを立てて、祈りの言葉を口にしている。


彼女のそばにはもっと小さな少年が苦しそうに横たわっていた。腕には緑色の斑点ができている。
強力な感染症だと見ただけで分かった。


この子どもを救えなければ、自分も消滅してしまうのだ。
神は身の震える思いだった。
救わなければ。最後の一人を。そう、最後の一人。
今までなにもできなかったが、  何としてでも救わなければならない。


死ぬ気で。


神は少年を救うため   全神経を集中させた。
力が湧き上がってくるような、そんな気がする。




薄れる意識の中で  少年が勢いよく身を起こすのがぼんやりと見えた。
助かってくれた・・・・・
力の限界を超えた。
そのせいで、少女が神を信じようが信じまいが、神はもう消滅してしまうと分かっていた。
体がどんどん霞んでゆく。
しかし神は満足していた。100億年以上にもわたる人生の最後に、一人だけでも命を救うことが出来たのだ。
ほんとうによかった・・・




「つまんんかったね。お医者さんごっこ」
立ち上がった少年はそう言うと、大きな欠伸をし、緑色にペイントした自分の腕をゴシゴシとこすった。
「そもそもかみさまなんているわけないんだし」


「分かってるわよ。そんなこと」
少女は口を尖らせて言い返した。
「馬鹿らしい」


「次は何して遊ぼうか?」


部屋の隅では、先ほど少年に踏み潰されたばかりの小さなクモがゆっくりと体を起こし、
また静かに歩きはじめていた。



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Comment

非公開コメント

No title

ははぁ…。
俺とはまるで違う深い小説書くなー。チクショー。

無理矢理こじつけた部分も特に無いし、
やっぱりお前文才あると思うよ?俺なんかより。

一つ気になったのは、
神様はなんで病気(ケガ?)を治す事ができたのに、
もっと軽い願い・例えば、10円が欲しい!とかの、
願いをかなえようとしなかったのか。それが気になった。

長々とわりーな。

No title

感想、ありがとう
俺なんか、そっけない感想ですいませんね。

神は10円欲しい!くらいなら叶えてあげますよ?
気が向いたら。

No title

例のHPの管理人だよ。どうも、お邪魔します。

何かすっごいオチだった。
星新一さんみたいな感じ。
神様、あんたは多分すっごい良い事してたよ、蜘蛛に。

ちょっと内容にクセがあるかもだけど、小説ならこのサイトも凄いよ。
http://vipmain.sakura.ne.jp/
良かったらどうぞ。

ちなみに、自分的お勧めはこれ↓
http://vipmain.sakura.ne.jp/end/65-top.html

シリーズになってるから、そいつらもどーぞ。


長々とすまないね。
テスト、お互い大変だけど頑張ろう。
では(´・ω・`)ノシ

No title

ありがとうございます
コメントがあると嬉しいですね
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